みんなの薬局は、福岡県北九州市にある薬局で、「医療をもっと身近に」「気軽に立ち寄って頂ける薬局」をテーマに、薬剤師による在宅医療やオンライン服薬指導、零売など様々なサービスを提供している薬局です。
メルプWEBアンケートを導入された背景や独自の活用方法について、薬剤師で薬局経営者の詫間先生にお話を伺いました。
ー メルプを導入しようと思ったきっかけは何でしたか?
私は、現在4歳と2歳の子供がいるのですが、家の近くにある小児科がメルプを導入していました。子供を病院に連れて行く機会があり、チャット形式でWEBアンケートにサクサク答えて行く感じがとても斬新的で、もしかしたら薬局に導入したら新患アンケートの代わりとして活用できるのではと思ったのが、最初のきっかけです。
その後、他の用途も考えましたところ、服薬指導する前の副作用の情報をメルプでもし取れたら、ちょうどコロナが広まっていた時期でしたので、薬局の滞在時間を減らせると感じました。それで、メルプの導入を検討しました。
ー 実際にサービスのデモを受けてどのように感じましたか?
想像していた通りでした。その場で、導入したいですと伝えた気がします。
ー アンケートの作成は大変だったのではと思いますが、いかがでしたか?
問診マーケットで、元々、他の薬局様のテンプレートがありましたので、流用させていただいて内容を修正させていただくだけでしたので、楽でしたね。
ー メルプをどのように活用されていらっしゃるのでしょうか?
来店された患者さんに対して、個室のような待合室で、メルプWEBアンケートのQRコードを読み取っていただき、アンケートに回答いただいています。
うちは、電子薬歴をカケハシのMusubiを使っているのですが、画面タッチで薬歴が作成できるようになっています。パソコンにメルプのWEBアンケートの結果を表示して、Musubi上でアンケート結果をタップしながら薬歴を入力しています。ですので、Musubiの服薬指導項目に合わせた順番で(薬によるかぶれや飲酒など)、メルプでアンケートを作成していますね。
ー 実際にメルプを使ってみて、よかったところを教えていただけますか?
患者さんからは新しいサービスだねとフィードバックいただいた点が良かったです。
発熱外来などで、患者さんが薬局にいなくて、外で車の中で待機していらっしゃる場合にも、距離や時間関係なくWEBアンケートをとることができる点が良いですね。
薬剤師ら医師の診察時の内容と実際の処方が一致していることを確認し、薬を渡すのみでなく、最後まできちんと服用いただくこと、そしてなにか副作用かあったときに検知できることが重要と考えています。
もし処方に違いが生じていた場合には疑義照会をすることになります。メルプの場合、問診のカスタマイズ性が高いので、医師の診察を受けて薬が変更になったか否かなどの情報を事前にWEBで回答いただくことができますので、特にオンライン服薬指導での患者情報収集の効率化という観点で良いと思います。
ーありがとうございます。改善点もありましたら教えてください。
問診の回答途中で、いま何%回答終了しましたというステータスが自動で表示されると、さらに良いですね。