この記事では、新患アンケートとしてのメルプWEBアンケート活用法を、実際の導入薬局の作成アンケートをもとに見ていきたいと思います。
回答結果に応じて分岐して質問を表示
メルプWEBアンケートは、チャット形式のアンケートで、患者さんの回答結果に応じて次の質問を出し分けることができます。ですので、女性の方にだけ妊娠・授乳歴を聞いたり、お子さんにだけ体重や希望のお薬形態を聞くことができます。
医師の診察時の内容を質問
薬剤師ら医師の診察時の内容と実際の処方が一致していることを確認し、もし処方に違いが生じていた場合には疑義照会をすることになります。ですので、メルプWEBアンケートで下記のような質問を表示して、薬の変更の有無や用量の変化などを患者さんに質問しています。
基礎疾患や生活習慣など、薬歴に必要な情報も事前に質問
複数選択肢で患者さんが選ぶ形式にして、基礎疾患や生活習慣について細かく質問しています。結果が電子的にテキストで表示されますので、そのまま薬歴に貼り付けることができます。
ここでは、基礎疾患として「脳梗塞・てんかん・認知症・狭心症・不整脈・肝機能障害・腎機能障害・高血圧症・1型糖尿病・2型糖尿病・脂質異常症・胃炎・消化性潰瘍・気管支喘息・骨粗鬆症。前立腺肥大症・緑内障・白内障・鼻炎・花粉症・脳出血・パーキンソン病・心疾患・貧血・結核・アスピリン喘息・慢性閉塞性肺疾患・イレウス・クローン病・潰瘍性大腸炎・関節リウマチ・痛風・子宮内膜症・子宮筋腫・精神疾患・不眠症・片頭痛」
また、生活習慣として
「飲酒・運転・喫煙・高所作業や機械操作・危険なスポーツをする・不規則な食事・乳製品が好き・コーヒーが好き・納豆が好き・グレープフルーツが好き・かぶれやすい・便秘がち・下痢しやすい・コンタクトレンズを使っている・甘いものが好き・脂っぽいものが好き・塩気の強いものが好き・夕食後すぐ就寝してしまう・間食が多い・朝食を抜くことが多い・食べるのが早い・あまり運動をしない」
を聞いています。